最大の見どころ:福知山城【最後に訪れた日20171011】
福知山市(ふくちやまし)は明智光秀の福知山城のまちです。織田信長の家臣の明智光秀が、有力豪族の塩見信房を倒しました。福智山城(後の福知山城)と城下町の整備、氾濫を繰り返した由良川の治水、地子銭を免除など、市の発展に大きく寄与しました。そのため、市内ではいまだに明智光秀への信望が厚く、市の花も明智氏の家紋であるキキョウです。
駅を出てすぐ、24号線は歩道も整備されていて歩きやすいです。歩いていて苦にならず、こういった町には好感が沸きます。いかにも城下町といった雰囲気です。駅から市役所を越えて福知山城へ向かいます。福知山市役所は普通でした。城までは駅から一本道でとてもわかりやすいです。
福知山城は濃い木材を使用した壁が特徴的でした。中は保存状態が良かったです。明智光秀のかぶりものができたりおもしろかったです。和室が一間解放されていて、風通しも眺めもよく気持ちが良いです。田舎に帰ってきたような気分になります。このままごろ寝できそうです。天守閣からの眺めは最高でした。左の方にグンゼの工場のようなものが見え、さすが綾部市の近くだなと思いました。
綾部市で見た看板と同じ体裁の「お城とスイーツのまち 福知山」の看板を発見。京都北部で統一しているのでしょうか。ただ、城下町はわかるが、スイーツのまちというのはよくわかりませんでした。一緒に来た友人とは甘い物が食べたかったのに、看板もポスターもなく断念。観光案内所にも立ち寄りましたが、スイーツはすすめられませんでした。逆に勧められた「味どころ丹波茶屋」で食べた鳥天はとてもおいしかったです。こだわりがあって伝統的な味がしました。タレもピリ辛で絶妙。スイーツでの町おこしは要努力でしょう。
ネットなどで見ると「ゆらのガーデン」という福知山城から至近で、ランチと買い物が楽しめる場所があるということで楽しみにしていましたが・・・行ってみると一軒も開いていなくてがっかり。水曜日の17時ごろの話です。なぜでしょうか。これはひどいなと思ってしまいました。これでは観光客も来ないのではないでしょうか。施設内は綺麗に整備されているのにもったいないです。
JR福知山駅は凝ったデザインでした。波のようなデザインでだまし絵のようにも見え、よくできています。交流プラザのデザインも秀逸です。
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