日本最北端の地、稚内市（わっかないし）。
稚内市にはまちの東西に大きな岬が２カ所あり、日本最北端の地は東側の「宗谷岬」です。「間宮海峡」を発見した探検家「間宮林蔵」の銅像や展望台、灯台、日本最北端の公衆トイレなどがありますが、観光地の規模としてはそれほど大きくありません。風が強かったことが印象的で、体のバランスを崩して盛大にこけてポケットのスマホが芝生の上に吹き飛びました。私が訪れた６月末でも肌寒かったです。
「宗谷丘陵」はまるでヨーロッパのような広大な牧草地が広がります。「白い道」が人気スポット。
稚内市の中心市街地は「ノシャップ岬」があるまちの西側です。ノシャップ岬からの景色も素晴らしいですが、日本最北端の地と勘違いしないように注意が必要です。また、同じく道内の根室市には似た名称の「納沙布岬（のさっぷみさき）」があるのでこちらにも注意。ノシャップ岬には「ノシャップ寒流水族館」があります。
稚内市の凄いところは、まちのすべての物が日本最北端であること。
JR宗谷本線の稚内駅は日本最北端の駅。日本最南端の駅である指宿枕崎線の「西大山駅（鹿児島県指宿市）」から一本の鉄路でつながっていると考えるとロマンがあります。
稚内駅から札幌駅までは特急で約５時間かかり、運賃は10560円。いかに北海道が広いかがわかります。
当たり前かもしれませんが、マクドナルドやすき家といったファストフード店もガソリンスタンドも家電量販店も自動車ディーラーも日本最北端です。
マクドナルド40号稚内店には「日本最北端店舗」と記されています。
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