積丹(しゃこたん)半島の東側に位置する積丹町(しゃこたんちょう)。
半島の先端にある「神威岬(かむいみさき)」は積丹半島を代表する観光地で、アイヌ語で「神の岬」を意味する神聖な場所です。
身の恐怖を感じるほどの強風と断崖絶壁。かつては海難事故も多発し、神の怒りを招くとして女人禁制でした。
アクセスは国道229号から。私の前を走っていた3台も吸い込まれるように国道の分岐から神威岬に向かって行きました。分岐の門は半分閉ざされ、おじさんがスタンバイ。「6時までに帰っておいでよ」「はい!」「オシっ!(行ってこい!)」というやりとりを交わし、駐車場に向かうと、16時半でもクルマと観光客で溢れかえっていました。
天気は急にどんよりしてきて、7月末なのに肌寒いです。この日、札幌市は32.9度あったにも関わらず、24度しかありませんでした。晴れた日は「シャコタンブルー」と呼ばれる青い海が広がりますが、少し濁っています。
駐車場からは遊歩道「チャレンカの道」が整備されていますが、強風時は立入禁止です。
古平町方面から国道229号で積丹町に入ったあたりからは信号もほとんどありませんでした。あちらこちらで海水浴、バーベキューの匂いが漂い、「北海道の人はアウトドアを楽しんでいるなあ」と実感します。
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