1.そのまま楽しむ
大分県の名物「りゅうきゅう」。豊後水道で獲れた新鮮な魚を特製タレで漬け込んだ郷土料理です。独特なトロリとした食感、口いっぱいに広がる醤油と香ばしいゴマの旨味。レシピは簡単ですが、クセになること間違いなしです。
りゅうきゅうに使う魚の定番はアジ。ほかにはサバ、ブリ、カンパチ、マグロなども使われます。新鮮な魚ならなんでもOK。
特製タレは大分県内のスーパーや百貨店で購入できるほか、自宅でも簡単につくることができます。1人前なら醤油大さじ2、みりん大さじ1、すりゴマを混ぜて10分ほど漬け込むだけ。お好みで刻みネギや刻みのりを乗せれば完成です。余ったタレは煮物や冷奴、納豆などにも使えます。
ちなみに、「りゅうきゅう」という名前は沖縄(琉球)から伝わったなど諸説あります。
2.あつあつのご飯の上に
りゅうきゅうをご飯の上に乗せれば、あっという間に大分県津久見市の名物「ひゅうが丼(りゅうきゅう丼)」に早変わり。
遠洋漁業の基地である津久見市ならではの漁師飯で、特製タレで漬け込んだマグロをあつあつのご飯の上に乗せて食べます。
宮崎県を連想させる料理名は、船の上で吹く風の音「ひゅーひゅー」が由来。
3.あつあつのお茶をかけて
津久見市のお次はブリ、ヒラメなどさまざまな海産物が獲れる大分県佐伯市が舞台。「世界一・佐伯寿司」と謳われる港町の名物はブリを使った漁師のまかない「あつめし」。
特製タレで漬け込んだブリをあつあつのご飯の上に。さらに、あつあつのお茶やだし汁をかけてお茶漬けにしていただきます。ご飯がすすむこと間違いなし。
そのままでもよし、ご飯に乗せてもよし、お茶をかけてもよし、3度美味しい絶品グルメ「りゅうきゅう」を是非ご賞味ください。
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