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執筆者の写真うらのりょうた

総社市〜備中国分寺のまち〜

総社市(そうじゃし)はその地名からもイメージできる通り、平安時代に備中の神々を合祀(ごうし)した「総社宮」が建立されたことに由来するまちです。

時代はさらにさかのぼり、縄文時代以前からすでに備中には人々が生活しやすい環境が整っていたようです。その勢力はすさまじく、総社市を中心として、ヤマトに匹敵する力を誇っていたそうです。


奈良時代には備中の国府として「備中国分寺」が創建され、名実ともに政治・経済・文化の中心として栄えました。今は人口7万人弱のまちですが、日本の中心になりうる可能性を秘めていたのかもしれません。岡山県玉野市出身の作家、高嶋哲夫氏は「岡山首都移転」を唱えていますし、あながち非現実的な話とは言えません。

備中国分寺

備中国分寺の五重塔


【人口】68626人

【面積】211.90km2

【人口密度】324人/km2

【隣接自治体】岡山市、倉敷市、井原市、高梁市、加賀郡吉備中央町、小田郡矢掛町

【交通】倉敷ICから車で約15分

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