美郷町(みさとちょう)は江ノ川水運のまちです。
まちのなかを江の川が大きく蛇行しながら貫流しており、侵食によって形成された土地に集落が点在しています。粕渕地区は川がほぼ180度湾曲するため侵食が進んでおり、まちの中心地となっています。
かつては水運で栄え、1975年には戦前からの悲願であった江津市と広島県三次市を結ぶJR三江線が江の川沿いに開通しました。しかし、モータリゼーションとエネルギー革命の影響の進行により需要は伸び悩み、2018年に廃線となりました。100㌔を超える廃線は本州初でした。
美郷は「美しい故郷」に由来します。
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