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執筆者の写真うらのりょうた

花巻市〜宮沢賢治のまち〜

最大の見どころ:宮沢賢治ゆかりの地

【最後に訪れた日20200126】


花巻市(はなまきし)は童話作家・宮沢賢治が生誕したまちで、「イーハトーブ」という異名を持ちます。イーハトーブとは宮沢賢治が造った言葉で、岩手県をモチーフとした理想郷を指します。「銀河鉄道の夜」など代表作品の世界観そのものになっており、後世の作家や漫画家、歌手などに多大なる影響を与えました。語源については明らかになっていませんが、岩手県の美しさに心酔していたようすが伝わるエピソードですね。花巻市内には「宮沢賢治童話村」、「宮沢賢治イーハトーブ館」、「宮沢賢治記念館」、幻想的な絵が浮かび上がる「未来都市銀河地球鉄道」など関連施設やゆかりの地が点在しており、1日かけて楽しむことができるまちです。




宮沢賢治ゆかりの花巻温泉郷は花巻駅からクルマで約15分、山の手にあります。戦前は「東北の宝塚」を標榜し、現在も4軒の大型ホテルが立ち並びます。海外からの観光客が目立ち、免税店もありました。私は「蓬莱の湯」に浸かりました。日帰り湯で、利用者には地元の方も多かったです。430円と格安でしたが、備え付けのシャンプーやボディソープはないので注意が必要です。





花巻市は花巻東高校や富士大などの強豪校がある野球のまちです。現在はメジャーリーグでプレーする夢を叶えた大谷翔平投手と菊池雄星投手が2枚看板。さらに、畠山和洋選手、山川穂高選手、外崎修汰選手、多和田真三郎投手、小野泰己投手などゆかりのプロ野球選手を挙げたらキリがありません。



交通網も充実しており、岩手県内唯一の空港である花巻空港、東北新幹線、南北を東北自動車道、東西を釜石自動車道が通っています。








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