「一生に一度の願いは3年つづけてお参りすれば、 なじょな(どんな)願いもききなさる(かなえてくれる)野沢の山の神様」として信仰される西会津町(にしあいづまち)の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)。778年に創建され、道中安全や縁結びの神が祀られており、福島県はもちろん、新潟県や山形県など多くの人々に信仰されてきました。
しかし、クルマ社会が発達し、歩く機会が失われてからは参拝者が減ってしまいました。駐車場から御本社までは4㌔と、かなりの距離があるからです。そこで、大山祇神社では参道の要所要所で神6体を祀って、参拝者を飽きさせないように工夫しています。
大山祇神社へと続く県道339号を走っていると、道路脇に展示されていた「ラッセル雪カキ車」の異様な迫力に目が留まりました。ラッセル雪カキ車は北海道、東北、北陸、新潟などの雪国で活躍し、この車輌は主に信越線、磐越西線で雪との闘いに明け暮れたそうです。回転翼に飲み込まれたらひとたまりもなさそうです。
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