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執筆者の写真うらのりょうた

豊山町〜名古屋飛行場のまち〜

豊山町(とよやまちょう)は名古屋飛行場のまちです。以前は「名古屋空港(小牧空港)」として国際線を含めて多くの飛行機が離発着し、中部地方の空の玄関口、また、日本の主要な空港の1つとして機能していました。2005年に開港した中部国際空港(セントレア)にその座を譲ると、空港機能が縮小され、名称も「名古屋飛行場」に変更されました。現在は「フジドリームエアラインズ」の拠点となっています。

名古屋飛行場

フジドリームエアラインズ

豊山町では飛行機の離発着を見ることができるだけではなく、飛行機ファンにはたまらない製造拠点や展示施設が点在します。名古屋飛行場には三菱重工の名古屋航空宇宙システム製作所の小牧南工場が隣接し、国産ジェット旅客機「Mitsubishi SpaceJet」の製造拠点となっています。2008年、YS-11以来の国産旅客機として事業化が発表されたMRJ(三菱リージョナルジェット) 。世界中の航空会社から発注を受け2013年に納入開始予定でしたが、国産旅客機の壁は高く、6度にわたって納入を延期。2019年に名称を変更しイメージ一新を図るも完成のメドは一向に立たず。年々膨らむ開発費は1兆円規模に達するも、2020年に事実上の開発凍結となりました。

「Mitsubishi SpaceJet」の製造拠点

展示施設は町が運営する「航空館boon」、県が運営する「あいち航空ミュージアム 」、三菱重工が運営する「MRJミュージアム(臨時休館中) 」などがあります。

飛行機のまち

豊山町はメジャーリーグでも活躍した野球選手イチロー氏の出身地です。住宅街にある実家は「アイ・ファイン」という名称で記念館となっています。「空港バッティング」はイチロー氏や稲葉篤紀氏が少年時代に通ったバッティングセンターです。入るのに緊張しましたが、どこにでもある昔ながらの庶民的なバッティングセンターです。せっかくなので私もバッティングに挑戦。まずはおばさんとおじさんがいるカウンターで専用コイン(22球200円)を購入します。たくさんある貸しバットの中から好みのものを選び、いよいよイチロー選手がいつも練習していたという8番のバッターボックスへ。球速は120㌔。かつてはよくバッティングセンターに足を運んでいたので、自信満々でバットを振りましたが、全く前に飛ばず、安打性の当たりは0本でした。悔しくてもう一度挑戦しましたが、余計にひどくなりました。野球ファンやプロ野球選手を目指す子どもたちに是非訪れてほしい施設です。

オフィスイチロー

アイ・ファイン

アイ・ファイン

空港バッティング

イチロー氏や稲葉篤紀氏が少年時代に通ったバッティングセンター

イチロー選手がいつも練習していたという8番のバッターボックス

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