輪之内町〜輪中のまち〜
- うらのりょうた
- 2022年2月3日
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名古屋から岐阜にかけての大地は元々海の底でした。木曽三川と呼ばれる揖斐川、長良川、木曽川が土砂を運んで誕生したのが濃尾平野です。3本の大河は水の恵みを運ぶ一方で、氾濫を繰り返して人の命や住む場所を奪いました。

揖斐川と長良川に挟まれた輪之内町(わのうちちょう)も水害に悩まされていたまちの1つでしたが、1600年頃、村の周りをぐるりと囲んだ堤防が完成。「輪中(わじゅう=輪之内)」です。輪中は愛知県や岐阜県に多く見受けられ、先祖が築いた"守り神"が今の平和な暮らしを支えています。

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