最大の見どころ:太陽が生まれたハーフマイルビーチ【最後に訪れた日20180425】
まちの空気が「ずしっ」とのしかかってきます。逗子市(ずしし)は太陽が生まれたハーフマイルビーチのまちです。まちに入ると、逗子海岸に入ると、なぜか胸が苦しくなりました。せつなくなります。感傷的になります。どこか懐かしいのです。夕方だからでしょうか。町の雰囲気にロマンスがありあまるからでしょうか。まちの空気感がまた訪れたくなる強い魅力を放っています。
逗子海岸に初めて訪れたときは4月の末で、外の気温も温かくなり、海岸には子どもたちが元気にはしゃいでいました。「太陽の季節 ここに始まる」という石碑の文言をとても気に入り、写真に収めました。まちの魅力をギュッと濃縮しているように感じます。石碑の前で少年がタオルを巻き水着を着替えていたためなかなか撮れませんでしたがご愛嬌。この石碑の文言は「太陽の季節」という小説の舞台になったことから生まれました。著者は作家、政治家で東京都知事なども務めた石原慎太郎氏です。逗子市のホームページによると、1998年5月23日に放送された「出没!アド街ック天国」で街のキャッチフレーズを作る際、石原良純氏の提案した“ハーフ・マイル・ビーチ”と峰竜太氏の提案した“太陽の生まれた街”とを合わせて出来上がったものだそうです。
英語や古いアメ車が多く見受けられました。これは江の島の近くと似た雰囲気です。遠い異国、アメリカの西海岸にでも来たのかという気持ちにさせられます。リゾート感があふれます。リゾート感というよりはリゾートなのかもしれません。京急の駅も雰囲気がありました。味わい深いまちです。
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