千葉県の最北端に位置する野田市（のだし）。
江戸時代から江戸川や利根川の水運で栄えました。キッコーマンが本社を置くなど醤油の生産が盛んで、国内生産の３分の１程度を担っています。
水運や醤油と関係があるのか、まちなかには個人経営やチェーン店の寿司店が数多くありました。「松和寿司」さんは"逆写真詐欺"とも言える溢れんばかりの海鮮丼をお手頃価格で提供。なぜか店内には大音量でアクション洋画（ダイ・ハード？）が流れ、畳や茶碗には風格ある寿司店に似つかわしくない可愛いイラストが描かれています。お孫さんのセンスでしょうか。
「清水公園」は日本さくら名所100選に選ばれるなど豊かな自然と触れ合えます。
「関宿（せきやど）城」は利根運河の要地であり、関東の水運を押さえる最重要拠点でした。
「もりのゆうえんち」はノスタルジックな雰囲気が漂う遊園地。夕暮れ時に訪れると入園者は１人もおらず、貸切状態。目の前のイオンノア店は大盛況で、ギャップがより一層哀愁を増幅させます。いつまでも子どもに夢を、そして大人の思い出の場所として残り続けることを願います。入場は無料で、アトラクションごとにチケットを購入するシステム。
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