最大の見どころ:牛方とベコの像
【最後に訪れた日20200125】
いいとこなのだ!野田村(のだむら)は撫牛(なでべこ)のまちです。塩が特産品で、岩手県の飲食店では結構「のだ塩」が置いてありました。古くは牛に乗せ、盛岡などに運んでいました。
遠い昔。猛暑の中、牛方(牛を引く人)は野田村から塩を運んでいました。しかし、盛岡まであと少しというところで、暑さに我慢できなくなった牛が川へ飛び込んでしまいます。背中に積んでいた塩は川に溶けてしまい、怒った牛方は牛に手を出してしまいます。牛が逃げ込んだ盛岡の千手院の住職に諭された牛方。しかし時すでに遅し。猛省した牛方は盛岡の名工に鉄製のベコを作ってもらい、千手院に寄進しました。現在も盛岡の千手院の本堂に安置されているそうです。ベコを撫でると身体堅固、交通安全、災難よけ、子宝、安産などのご利益があります(観光協会のホームページを参考にしました)。
「道の駅のだ」に「牛方とベコの像」があり、夜間はライトアップされています。
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