紀伊山地の山深くに位置し、可住地面積がたったの2.1%と日本一低い野迫川村(のせがわむら)。離島を除けば人口も日本一少なく、2021年10月時点で340人です。
アクセスはお世辞にも良いとは言えません。最寄り駅は存在せず、クルマで訪れることが基本。頼みの道路も落石など整備状況が悪く、狭隘ですれ違いができない場所も多く存在し、運転にはかなりの神経を使います。街灯もなく、日没前に村を出なければ大変なことになります。近畿地方の自治体で1番訪れるのに苦労したと感じており、「近畿一の秘境」といっても過言ではありません。
しかしながら、獣のニオイが漂ってきそうな人の手が加えられていない大自然は見る者を圧倒します。人間のちっぽけさを感じ、世界観が変わるかもしれません。
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