長島町(ながしまちょう)の長島と阿久根市の間にある黒之瀬戸海峡は古くから「一に玄海、二に鳴門、三に薩摩の黒之瀬戸」といわれた急潮です。
最速で14.4㌔にもなるそうで、大小の渦潮が発生。かつては木船で渡り、命も奪われていたそうですが、1974年に悲願の「黒之瀬戸大橋」が開通しました。案内板には「島から半島になりました」と記されており、橋の影響力の大きさを感じさせます。
橋を渡ったところには「道の駅 黒之瀬戸だんだん市場」があります。
令和時代の由来となった万葉集の一節「初春の令月にして、気淑く風和ぎ」。この歌を詠んだ大伴旅人(おおとものたびびと)が黒之瀬戸を見て奈良の吉野を思い出した歌も万葉集に掲載されていることから「令和ゆかりの地」という石碑が建てられていました(少しこじつけな気も…)。
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