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執筆者の写真うらのりょうた

高岡市~高岡大仏のまち~

 

最大の見どころ:高岡大仏【最後に訪れた日20180823】


高岡市(たかおかし)は高岡大仏のまちです。富山市に次ぐ富山県第2の都市。江戸時代には加賀藩主・前田利長の高岡城の城下町として発展します。一国一城令で廃城となり、その後は商工業のまちとしての道をたどります。城跡は芝生の広場になっており、そのそばに前田利長の銅像が立っていました。

前田利長像

高岡銅器と高岡漆器は商業発展の代表例です。職人の伝統技術を結集し、30年かけて建造されたのが高岡大仏です。日本三大大仏(奈良県奈良市、神奈川県鎌倉市、富山県高岡市)の1つに数えられます。高さ15.85㍍、重量65t。完成は1933年です。 与謝野晶子が「鎌倉大仏より一段と美男」と評しました。

端正な顔つき?の高岡大仏

商業都市の面影が随所に残ります

富山銀行の本店は1914年に建てられた県内唯一の本格西洋建築

アーケード街が広がります。朝うどんと夜ラーメンが気になります

北陸を拠点とする大和百貨店。営業時間を18時までにするなど業績改善を急いでいます

越中国の国府であったため、746年には万葉集の代表的歌人である大伴家持が国司としてやってきました。現代でも町おこしとして「高岡万葉まつり」が行われています。高岡市によると、「連続3昼夜にわたって万葉集全20巻をリレー方式でうたい継ぐ、秋の高岡を燃え上がらせるビッグイベント」だそうです。

駅前にある大伴家持の像。歌を詠んでいます

また、「ドラえもん」で有名な藤子・F・不二雄先生の生まれ故郷でもあります。

ドラえもんたちの銅像

砺波平野部には田園と工業地帯が広がります

日本海側には雨晴海岸(あまはらしかいがん)が広がります。日本の渚百選に選ばれています。この地には 「雨を晴らした」という 義経伝説が残っています。

雨晴海岸

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