高松市(たかまつし)は四国経済における中心都市。人口規模や人口密度では愛媛県松山市に次ぐ2位ですが、国の出張機関や大企業の多くが高松市に支店を構えており、高松都市圏は四国最大の都市圏となっています。
都会的な景観から「リトル東京」と謳われ、メインストリートである中央通りには高層ビルが立ち並びます。一緒に訪れた東京都出身の友人は「環7や環8を走っているようだ」と話していました。
臨海地区は「サンポート高松」として再開発が進み、高さ151.3㍍の「高松シンボルタワー」は四国一の超高層ビルです(建造物としては宇多津町のゴールドタワーの158㍍が四国一)。
mikaylaさんはオススメのレストラン。サンポート高松はデートにもピッタリです。
JR高松駅は四国最大のターミナル。駅舎は「たかまつえきちゃん」ラッピングが施されており、笑顔で出迎えてくれます。
13年の夏には「玉の下沖防波堤」を訪問。2004年公開の恋愛映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のロケ地で、主人公サクが防波堤の上を走るシーンや、サクとヒロインのアキが夕日を眺めながら語り合うシーンが撮影されました。ブランコを漕ぎながら青春を語り合いました。
2016年の夏は「レクザムスタジアム」に訪問。春に21世紀枠で小豆島が出場し、高松商が準優勝したこともあり、県下は空前の高校野球ブーム。平日にも関わらず多くの観客でにぎわっていました。
タクシーの運転手によると、日常で高校野球の話をする機会も増えたそうで、高松商のエースの名前なども完璧に把握していました。
一方で、高松市の変化の速さに困惑しているそうです。「昔から香川は四国の玄関口だ」と誇りを持って話されていましたが、「近年は大阪に流れてしまい玄関としての役割は薄れてきてしまっている」と感じるそう。
「それは大阪も同じで、東京に流れていってしまっていますよ」と話すと笑っていました。高松市の中心地は再開発が進み、シンボルタワーなどのある地区は発達が著しく、商店街の活気が失われつつあり危機感を感じているとのこと。
高松市内には小さい富士山型の綺麗な山が多いことを疑問に感じていたのでそれも聞いてみました。「お椀型のことでしょ。なんでかはわからんけど多いね」。
過去に高松市に訪れた際に気になっていたバスターミナルの止まった時計のことも聞いてみましたが、わからないとのことでした。何を意味しているのでしょうか。
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