【今回のテーマ:魚】
魚の国・日本。中でも、釧路港、銚子港、焼津港は日本3大漁港と言われており、漁獲量も魚の味もピカイチ。今回はそれぞれの漁港に赴いて見えた特徴をご紹介します。
①北の拠点!釧路港
北海道最大の港です。1960年代から90年代にかけて度々漁獲量日本一に輝いていました。近年は工業品の輸出入が盛んで、漁船の割合は全体の3%にとどまります。主な魚種はシシャモ、サケ、スケトウダラなど。17世紀中頃、松前藩主の商船がアイヌとの交易のためにやってきたのが港のはじまりとされています。
②漁獲量日本一!銚子港
大陸棚が広がる太平洋に面しており、親潮と黒潮がぶつかるなど好条件が整っており、2018年まで7年連続で漁獲量日本一。関東地方の台所を支えています。1951年、日本で最初に重要な漁港として特定第3種漁港に指定されました。魚種は豊富で、特にイワシやサバがよく獲れます。色々な魚を食べたい人におすすめの漁港です。古く、千葉県の漁業は、紀州・和歌山の人々が広めたといわれており、江戸時代に徳川家康が整備を進めました。
③遠洋漁業が盛ん!焼津港
駿河湾に面しており、遠洋漁業が盛んです。近年、水揚量では銚子港にトップを譲っていますが、遠洋漁業で獲れるマグロやカツオの単価が堅調であることから、金額ではトップを誇っています。東海道の真ん中あたりに位置することから関西や関東の食卓を支えています。マグロやカツオといった遠海で泳ぐ大きな魚を食べたい人におすすめの漁港です。
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