全国には約3万社もの稲荷神社が存在します。稲荷神社といえば朱色の鳥居やキツネ、稲荷寿司をイメージするのではないでしょうか。朱色は魔力に対抗する色、キツネは稲荷神の使いであり、その好物が稲荷寿司です。稲荷神を祀っており、元々は豊作を祈る神社でしたが、いまは商売繁盛などを含めて広く信仰されています。実は「3大稲荷」として確定しているのは総本宮である伏見稲荷だけで、ほかの2社は諸説あります。今回は一般的に3大稲荷といわれている神社をご紹介します。
千本鳥居!伏見稲荷(京都府京都市)
全国にある稲荷神社の総本宮であり、境内の規模も甲子園22個分と段違いです。特に、千本鳥居は圧巻で、国内外から多くの参拝客を集めています。
関東代表!笠間稲荷(茨城県笠間市)
茨城県で最多の初詣参拝者数を誇る稲荷神社で、関東各地から多くの参拝客を集めています。
千体狐像!豊川稲荷(愛知県豊川市)
毎年500万人を超える参拝者が全国から訪れる中部地方を代表する稲荷です。境内にある「霊狐塚」は必見です。元々は納めの狐像を祀っていましたが、祈願成就の御礼として信者から奉納された狐像も祀られるようになりました。大小1000体にものぼる狐像が並ぶ光景は圧巻です。ちなみに、ややこしいですがこちらは神社ではなく寺です。狐の好物とされる稲荷寿司のルーツも豊川稲荷です。
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