日本にある松島は日本3景の1つである宮城県の松島だけではありません。松の木がたくさん生えている島だから松島。松島と呼ばれる島は日本各地にあります。青い海と生い茂った深緑の松のコントラストは古来から日本人の心に響く風景。今回は「日本3大松島」と呼ばれる美しい松島の数々をご紹介します。
松島(宮城県松島町)
松島や、あぁ松島や、松島や。まともな句を詠めなくなってしまうほどの美しさを誇る松島です。200とも300とも言われる多島美を堪能できます。リアス式海岸が沈んで山頂だけが残った地形と考えられています。そのそれぞれにドラマあり。例えば、4つの洞穴が特徴的な鐘島は打ち寄せる波の音が鐘に似ていることから名付けられました。仁王島は葉巻をくわえた仁王が鎮座しているように見えることから名付けられました。松島では遊覧船から多島美を味わうことが定番で、島々に関するエピソードもアナウンスされるのでオススメです。
天草松島(熊本県上天草市)
大小さまざまな島々が浮かぶ天草松島。上天草市の幹線道路である国道266号のうち、三角から松島の区間は「天草パールライン」と呼ばれており、松島を眺めながら爽快なドライブを楽しむことができます。天門橋、大矢野橋、中の橋、前島橋、松島橋の5つの橋が架かります。パールラインの由来は天草で真珠の養殖が盛んなことから。
九十九島(長崎県佐世保市)
西海国立公園内にあるリアス式海岸です。展望台「展海峰」がオススメスポット。西海国立公園内には平戸・生月地域、五島列島地域も含まれており、それぞれの場所で多島美を堪能することができます。名称は秋田県の象潟九十九島に由来します。
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